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お誕生会と中村陽子展 [展覧会]

 すっかり春[かわいい]を感じる季節となりましたね。

 秋山さんとdalicoは、26日遅ればせながらの秋山さんのお誕生日会(お誕生日は22日)をすることにしました。
 まずは秋山さん宅に行くと、そこにはお誕生日の贈り物の山が!そうでなくとも、秋山家はお宝インスタレーション(ご自身の作品や、棟方志功からの手紙、アンディ・ウォーホルからのサインなどなど、部屋中にあふれている壮観なご自宅であります)なのに、さらにそれがパワーアップ[手(グー)]していました。

 パワーアップしすぎて、DVDプレーヤーのリモコンがどこかに埋もれたということで、過日に東京都現代美術館で行われた講演のDVDの内容確認ができませんでした[ふらふら]

 お誕生日プレゼントには、素敵なバッグもありました[目]、なのに!本日、使うバッグはご自分で買ったというこのバッグ!
 見てみて、可愛いでしょう?

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 反対側はこんな感じ、えへへ[わーい(嬉しい顔)](とは、おっしゃっていませんが)

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 伊○丹の子供用コーナーで買ったとか。裏も凝っていて、こんな感じでぶたの鼻がついていました(ご協力ありがとうございます)。

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 麻布十番で[かわいい]Happy Birthday ![るんるん]
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 麻布十番から運動で、秋山さんのご友人の展覧会を見に、六本木まで歩きました。元気いっぱいの秋山さんです。途中、浪花家総本店に列ができていなかったので、ご友人用に、たい焼きをゲット!

 港七福神の「宝船」のおやしろとして知られる十番稲荷神社の前を通り、
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 ミッドタウンから国立新美術館方向に歩くと、ご友人である中村陽子さん(画家)の個展が行われているShonandai My Gallery(六本木)に到着。
 
 以下展覧会のコピペ。
 Yoko Namakamura
 中村陽子 展   − 顕われてくるもの −
 2012.3.21(Wed)~4.1(Sun)
 会期中無休12:00pm~7:00pm(最終日は5:00pmまで)


 1998年〜2010年の間、私はアクリル絵の具をキャンバスに流し込み、手指やヘラを用い身体表現的な動作で絵の具を定着させて作品を作ってきました。
 そしてここ2年ほどは今までの作業を平面に定着させ、表面を石膏で塞ぎ、ヤスリで削って石膏の下に隠されたモノを呼び起こす作業をしてきました。そこで偶発的に顕れた色に強く関心を持ちました。
今回は油絵具で封印する作業の中で、色の顕れる様に的を絞ってアクリルと油で表現してみました。

 毎年こちらの画廊で精力的に活動されています。
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 4月1日まで開催されていますので、是非おでかけくださいませ。躍動感ある絵に春を感じさせられました[るんるん]


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祝77歳!@ギャラリー58 [日常]

 おはようございます。今日は昨日と違って寒いですね[曇り]まだまだ風邪には気をつけましょう[手(グー)]

 さて、昨日は秋山祐徳太子氏の77回目のお誕生日でした[黒ハート]

 いつもお世話になっているギャラリー58さんで盛大にお誕生日祝いをして頂き、無事77歳を向かえました[ぴかぴか(新しい)]昨年はR70展に参加しましたが、これからはR80ですね[わーい(嬉しい顔)]

 では、お誕生会にご満悦の秋山さんの様子をご覧下さい。
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 これからも、お元気で長生きして頂きたいものです!
 秋山さんの健康の元は、大根やニンジンなどを煮て作る”野菜スープ健康法”です。3日に一度これを作り、ストックしておき、毎日飲むのだそうです。

 健康で長生きの人は、コレっていう健康法を持っているような気がします。
 [かわいい]ビバ秋山祐徳太子[かわいい]

 HAPPY BIRTHDAY!

 これからも秋山さんを宜しくお願い致します。
 しかし、77歳はカタカナのフフに見えたりしませんか?
 77歳からはフフッとブリキのように軽やか〜にいきませう[るんるん]

 写真協力:ギャラリー58さん




 
 
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毎日新聞/文化欄 [メディア掲載]

 こんにちは!
 今日はお天気が良いですね[晴れ]

 遅くなりましたが、3月14日に発行された毎日新聞・朝刊の記事についてお伝えします(クリックすると画像が大きくなります)
 文化欄の『美・コレクション』に掲載して頂きました。

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 今日の秋山さんは、4月に北海道立近代美術館で行われる、トーク&ジョークショーのための航空券を買いに出かけていました[飛行機]
 
 そのイベントは北海道立近代美術館で4月7日から5月6日まで開催されます「阿部典英の全て〜工作少年、イメージの深海をゆく〜』展の関連イベントとして行われます。

 お近くの方は是非おでかけください[るんるん]
 ★トーク&ジョーク・ショー「走るブリキ男と工作少年、大いに語る」
 日時/2012年4月14日(土)14:00~16:00
 トーク/秋山祐徳太子(美術家)、阿部典英
 会場/講堂(240席・先着順) 参加無料

 詳しくはコチラです。

 
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2012目白過激團 [活動]

 こんにちは!今日の東京はとってもお天気が良いです。でも、週末は雨とか…、貴重な日光を大切に使いたいものです[わーい(嬉しい顔)]

 さて、前回、告知しましたように3月14日毎日新聞の朝刊で東京都現代美術館で開催中の「クロニクル1964-OFF MUSEUM」での秋山さんの1975年の都知事選ポスターなどの記事が掲載されました。
 お世話になっているギャラリー58さんのブログでも取り上げてくださっていますので、その様子をこちらをご覧下さい。

 また同日、毎日新聞のインターネットニュースでも”美・コレクション:秋山祐徳太子《東京都知事選立候補ポスター》 1975年 東京都現代美術館蔵”という記事で紹介されました。

 そして、そんな生秋山祐徳太子が見たくなった〜〜〜[手(グー)][目]と言う方に朗報です。

 下記のイベントに特別出演しますので、宜しくお願い致します(クリックすると画像が大きくなります。詳細は3枚の画像の下に記載してあります。

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 2012年目白過激團 第5回創作落語講演

 日時:3月23日(金)18:30開場 19時開演
 場所:浅草木馬亭 台東区浅草2−7−5 
 木戸銭(入場料):2千円
 出演:目白バタイユ/目白マタハリ/目白なでしこ/目白むつお/目白小きん/目白雲國齋
 特別出演:秋山祐徳太子
 連絡先:090−6309−3248
 

 


 
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ダリコで「現代泡沫論」@東京都現代美術館 [展覧会]

 [わーい(嬉しい顔)]おはようございます。
 今日はお天気は良いですが、気温が低いですね。寒暖の差が激しい今日このごろ、体調管理に気をつけたいものです。

 さて、昨日の記事で「現代泡沫論」@MOTでの、出だしの秋山さんのダリコ姿を撮影できなかったことを嘆いていたところ、写真家の銭谷均さんが、ダリコ写真を送ってくださったのでUPします。ご厚意感謝いたします。

 では、そのポップ・ハプニングをどうぞ〜〜〜[るんるん]

 ちゃららららら〜[るんるん]軽快な鼻歌で出て来たのは秋山祐徳太子御年76歳、もうすぐ77歳!こんなに元気であります。
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 でも、このまま2時間は、赤瀬川氏などがおっしゃったように、さすがにア・ブ・ナ・イ[exclamation×2]それで、昨日の記事のようなお色直しとなったわけでありました。
 写真撮影(C)銭谷均氏

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「現代泡沫論」@東京都現代美術館 [展覧会]

 3月10日(土)前回の記事でもお知らせしました「MOTコレクション クロニクル1964年 OFF MUSEUM」の関連プログラム・講演会「現代泡沫論」が午後3時から開催されました。
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 会場には朝から雪がちらついたにもかかわらず、200名弱の方が集まりました[わーい(嬉しい顔)]。お集り頂いた秋山ファンの皆さん、ありがとうございました!

 予定を大幅に超過した、爆笑の二時間の講演の一部をご紹介したいと思います。

 講演会 「現代泡沫論」
 秋山祐徳太子(美術家)、赤瀬川原平(画家・作家)、山下裕二(美術史家)
 日時 2012年3月10日(土)午後3時から(午後2時30分開場)
 会場 東京都現代美術館 地下2階講堂
 定員 200名(整理券制)
 *入場無料(企画展もしくは常設展のチケットが必要です)
 *当日午後1時30分から、メインエントランスにて整理券を配布します。

 会場にMOTスタッフの方と一緒に入場する3人
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 Gメン風(古っ!)
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 今日も帽子とコートがおしゃれな秋山さん、毛糸の帽子と手袋で完全防備の赤瀬川氏、部分部分におしゃれの拘りが見える山下氏、それぞれの個性が光っています[ぴかぴか(新しい)]
 
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 常設展示室で、「この後ろ姿が私だと思うんですよ」とお尻(なぜに秋山さんのお尻が天下のMOTにさらされてしまったのか、記事後半にこの写真の詳細が出てきます[目])を指差す秋山さん。
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 戦後日本美術を見直すMOT「クロニクル」シリーズは、秀逸な企画ですよ[手(グー)]
 秋山さんと赤瀬川氏の作品は、3F「クロニクル 1964-OFF MUSEUM」のコーナーに展示されています。2011年の個展「高貴骨走」展を機会に、作品を収蔵したことを契機として、「もの」としての作品を超えた広がりをもつ、秋山さんの活動が展示されています。
 昔の秋山さんと、今の秋山さんのご対面。
 「私、痩せてたね!」と秋山さん。いえいえ、今もスタイル良いです[手(グー)]

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 都知事選のポスターがアートに[ぴかぴか(新しい)]

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 「このメガホン使ったんだよね〜。高い所から失礼します!なんてね」
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 泡沫候補とはよく言ったものですね[るんるん]

 
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 講演会の前の打ち合わせで控え室でパチリ。3人ともリラックスして、和気あいあいとした雰囲気です。
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 さて、講演が始まりました。現代の”泡沫”についてです。
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 ”泡沫”の定義としては、10年前の秋山さんの本にあるとおり…


 この時にも、赤瀬川氏、山下氏との泡沫鼎談が収録されていました。そして、今回10年ぶりの現代の泡沫論の鼎談となったわけです。
 今回の講演をご覧になった方は、そのときの泡沫鼎談と比較してみても面白いかもしれません。

 いきなりランニングに短パンの「ダリコ」姿で登場した秋山さんでしたが、赤瀬川氏の「ずっとそれじゃあ寒いでしょう?健康第一だから[わーい(嬉しい顔)]」とのお言葉でお色直しをした所で撮影しました。
 控え室での打ち合わせでも、皆が「ずっとランニングでいるんですか[exclamation&question][がく~(落胆した顔)]」と驚き、皆一斉に「アブナイヨ[あせあせ(飛び散る汗)]」と心配してくれていたのでした(赤瀬川氏は手袋が手放せずという寒い日だったのです)。

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赤瀬川氏や秋山さんの作品解説や、同年代の作家の芸術について”都知事選泡沫候補”だった泡沫のソムリエこと秋山さんを中心に、”泡沫”かどうかの判定を3人で話し合い、赤瀬川氏、秋山さんが判定を下します。
 「真性泡沫!」
 「仮性泡沫!」
 「あ、男性群笑ってますね!」
 「この人は高級官僚!」
 (???)
 などなど、独自の判定に場内大爆笑[わーい(嬉しい顔)]
 赤瀬川さんの作品はご存知ハイレッド・センター(1963年高松次郎氏、中西夏之氏と結成)の「首都圏清掃整理促進運動」のパフォーマンスの写真。サラリーマンの奥でホウキを持っているのが赤瀬川さんだそうです。

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 そして、世を騒がせた千円札裁判にもなった、赤瀬川氏の千円札の作品。

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 「前衛芸術」とパロディ的作品の意味が法廷で争われる、美術史上に残る裁判といわれています。
 講演での赤瀬川氏の話によると、逮捕しようとして来た刑事さんは、良い人風と怖い人風がテレビドラマのようにペアになって来たそうです。

 早朝、赤瀬川氏が寝ているところを訪ねてきたそうで、ドアを開けた後、起きて着替えようとしたら「そのままでいいから」と良い人風の刑事さんが優しく言い、布団に戻され布団の中で寝ながら事情徴収を受けたということでした。逃走しないようにかな?と話していました。

 逮捕といえば(?)、秋山さんの前述の”お尻”の写真の話に戻るのです[あせあせ(飛び散る汗)]
 万博破壊共闘派 「万博紛糾ブラックフェスティバル」京都大学教養部屋上(撮影:平田実)1969年6月10日
 そこには片手を挙げた全裸の男女が並んでいます。
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 「人類の進歩と調和」をテーマにした万国博に対して、「ゼロ次元」の加藤好弘氏が中心となって文化管理体制に向かいつつある万博に対して破壊を持って戦うという「万博破壊共闘派」が結成され、このような過激な活動が行われていたのです。
 で、秋山さんはどれかという話になり、秋山さん自身は、後ろ姿から見て、自分は右からニ番目だと言うのですが、他の皆さんのご意見は「あの怪しい靴下(ゲートル?)こそが秋山さんだ!」ということでした。

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 この行動が当時の「アサヒグラフ」や「週刊明星」に報道されたのをきっかけに、秋山さんは”公然ワイセツ物陳列容疑”で逮捕され、何日か勾留されたそうです。当時勤務していた東芝オーディオ工業のはからいがあったせいか大事にはならず、その後も勤務しながらこういった通勤ポップ・ハプニングをされていたとか。ポップですね〜♩

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 建て替え前の自宅である高輪アパート屋上での子ども達とのダリコ、ランニング・ハップ。皆、いい笑顔[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]です。

 
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 そして、さらに「真性泡沫!」「仮性泡沫!」などと話は続き、講演もたけなわとなったとき、山下氏が秋山さんの「婚活」の話をしてくださいました。

 というのも、秋山さんは入籍経験がありません。只今、大々的に婚活中!なのであります。

 場内に呼びかけると、「秋山さんと結婚したい[黒ハート]!」という女性がふたり挙手しました[手(パー)]良い縁がありますように!打倒カトちゃん!(なのか?)
 そして、婚活がすでに終わっている赤瀬川さんは、只今「墓活」されているということで、この3月9日「墓活」論という本を上梓しました。枯渇(?)するまで頑張るお二人のパワーには、脱帽です。



 総括:秋山さん曰く、

 泡沫とは…一生をかけて、  
真面目に人生を棒にふること!

 
 そうとなったら、三三七拍子と行きましょう[るんるん]

 [るんるん]ハイ、チャッ、チャッ、チャ、
    チャッ、チャッ、チャ、
    チャッ、チャッ、チャッ、チャ、チャッ、チャッ、チャ[るんるん]
 
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 [るんるん]ハイ、チャッ、チャッ、チャ、
    チャッ、チャッ、チャ、
    チャッ、チャッ、チャッ、チャ、チャッ、チャッ、チャ[るんるん]
 秋山さんと結婚した方にはもれなく泡沫人生がついてきます[exclamation&question]いや〜きっと人生楽しくなると思います。

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 閉会後、人気者の三人衆。
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 お疲れさまでした。
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 以上、東京都現代美術館と赤瀬川氏、山下氏のご許可とご協力を得まして、撮影・取材させて頂きました。
 ご協力誠にありがとうございました。

 *今後のメディア掲載のお知らせ*
 3月14日毎日新聞朝刊に掲載されます。ご高覧ください[目]





 
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MOT Collection-秋山祐徳太子がスゴイ! [展覧会]

 こんにちは!今年の冬はとても寒いですね[雪]暖かくなったと思ったらまた今日のような冬に逆戻りしたりして、体調にはくれぐれも気をつけていきたいものです(^_^)

 さて、本日2月29日から一時休止していたこのブログを、再開することにしました。私dalicoは、2011年3月熟女子大生を卒業し、学芸員の資格も取得したので、秋山さんの近況を今まで以上に、artisticallyにお伝えできるのではないか(ほんとうか[exclamation&question])と思いますので、どうぞ宜しくお願い致しますm(__)m

 現在MOT(東京都現代美術館)では、常設展示室でMOT Collection 特集展示|福島秀子 クロニクル1964-|OFF MUSEUMを開催しています。

 MOTには約4000点のコレクションがあり、それらを常設展示室で会期ごとにテーマを設定し、戦後・現代美術を多角的に紹介しています。

 今期は2つのテーマを儲けており、1Fでは福島秀子氏の特集展示、3Fでは戦後日本美術をめぐる問題を考える「クロニクル」シリーズの3回目として「OFF MUSEUM」をキーワードに、1964年以降の美術同行に焦点をあてた「クロニクル1964-|OFF MUSEUM」を行なっています。

 その中の見所は、なんといっても最終章の再び、美術館への秋山さんの展示室です。

 MOTのHPにも”今期のMOTコレクションの見どころ”として以下のように紹介してありました。

 ■ これまであまり紹介されることのなかった福島秀子の作品世界に迫る。
福島秀子は、田中敦子と同時代に前衛的な活動を繰り広げた女性作家ですが、その作品がまとまって美術館で紹介される機会はほとんどありませんでした。このたびは、新規に収蔵した未発表の水彩作品のほか、油彩や映像作品、多数の資料により、作家の世界にふれる貴重な機会となります。

 ■ 近年注目の高まる「実験工房」の活動をお伝えします。
1951年に結成された「実験工房」は、結成60周年を迎えましたが、そのインターメディア的活動の先駆性から近年とみに注目が集まっています。メンバー同士切磋琢磨することで育まれた実験精神に富んだ活動を、造形作品と資料によりご紹介します。

 ■ 「田中敦子」展に関連し、「具体」の絵画作品を展示。
「具体」メンバーであった田中敦子の個展に併せて、リーダーの吉原治良による「これまでにないものをつくれ」というモットーから制作された絵画作品を展示します。

 ■ 1960年代から70年代にかけて日本の前衛美術家たちを捉えた平田実の写真を多数展示。
戦後の日本の前衛美術家たちの活動について、このところ国内外から関心が寄せられています。当時の活動を鮮烈に捉えた平田実の写真を多数展示します。

 ■ 「靉嘔」展に関連し、塩見允枝子の活動を新収蔵作品により紹介。
フルクサスのメンバーとして靉嘔と交友のあった塩見允枝子の作品の数々を、映像を交えて展示します。

 ■ 秋山祐徳太子のハプニングやパフォーマンスをご紹介します。 秋山祐徳太子の活動は、当館でこれまでほとんど紹介されることがありませんでした。新規に作品を収蔵したことを契機として、「もの」としての作品を越えた広がりをもつ、秋山祐徳太子の活動をお伝えします。

 dalicoもすっかり感動して、そこから1時間以上離れられませんでした。
 都知事選のポップハプニングが、芸術として再評価されて美術館に収蔵された。なんと痛快なできごとでありましょう。秋山さんってやっぱり天才[ひらめき]と、心を揺さぶられました。

 もちろん、他の同世代の作家達の作品も勢いがあり、必見です。
 エネルギーを貰える展覧会でした。
秋山祐徳太子・都知事選ポスター


 会期:2012年2月4日から5月6日まで

 それから、3月10日には泡沫候補だった[あせあせ(飛び散る汗)]秋山さんと、同じく前衛美術家・赤瀬川氏、そして美術史家の山下氏の講演会「現代泡沫論」があります。

 これはとっても見もの[目](聞きもの[耳]?)ですよ[揺れるハート]
 宜しかった是非おでかけ下さい♪

 講演会 「現代泡沫論」  秋山祐徳太子(美術家)、赤瀬川原平(画家・作家)、山下裕二(美術史家) 
 日時 2012年3月10日(土)午後3時から(午後2時30分開場)
 会場 東京都現代美術館 地下2階講堂
 定員 200名(整理券制)
 *入場無料(企画展もしくは常設展のチケット<一般500円>が必要です)
 *当日午後1時30分から、メインエントランスにて整理券を配布します。


 
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ブリキの方舟 [展覧会]

 [わーい(嬉しい顔)]ご無沙汰しております。
 ついに、この土曜日から秋山さんとしりあがりさんの二人展が広島市現代美術館で開催されます。お近くにお住まいの方、お近くにご旅行の方、またはそうでない方も、どうぞふるってご来場i頂けますと幸いです。
 アーティスト対談や、”恥”の品評会など、楽しい企画もありますよ[るんるん]




秋山祐徳太子+しりあがり寿
2011年10月29日(土)~2012年1月9日(月・祝)

 @MOCA
 ブリキによる彫刻作品や、《ダリコ》、東京都知事選出馬をはじめとする数々のパフォーマンスで知られる秋山祐徳太子(1935年~)。そして、パロディーを主体としたギャグマンガや、幻想的な作品など、漫画家として独自の活動を続ける一方、映像、アートなど多方面で活躍する、しりあがり寿(1958年~)。これまでに接点のなかった両作家がはじめて出会う本展覧会では、脱力系で親しみやすくも革新的な両作家の作品世界が世代をこえて共演します。
 


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 [目]関連プログラムも多数ありますよ♪

 どうぞお見逃しなくなく!
 ● 2011年10月30日(日)14:00~15:30
 秋山祐徳太子+しりあがり寿 アーティスト対談 両作家が展覧会までの道のりや、そこに込めた思いなどを語り、笑いと批評精神に満ちた対話を繰り広げます。
[ 会場] ミュージアムスタジオ
 ※参加無料、申込不要

 ● 2011年11月3日(木・祝)開館時間中
 しりあがり映画祭 
 しりあがり寿の映像作品を一挙上映します。
[会場] ミュージアムスタジオ
※参加無料、申込不要、開館時間中繰り返し上映します。

 ● 2011年11月23日(水・祝)14:00~16:00
 新・オヤジの小言会議 
 湯飲みや手ぬぐいでおなじみの「オヤジの小言」。しりあがり寿座長とともに意見を交わし、最新版を編纂します。

 [対象] 20才以上
 [参加費] 無料
 [定員] 20名
 [参加方法] 要事前申込。住所、氏名、年齢、電話番号を明記の上、eメールまたは往復はがきで下記宛先までご応募ください。締切:11月11日(金)必着
 *会議は公開で行います。
 宛先:〒732-0815 広島市南区比治山公園1-1
 広島市現代美術館「新・オヤジの小言」係
 eメール:hcmca@hcmca.cf.city.hiroshima.jp
 [注意事項] お申込多数の場合は抽選とし、結果は11月15日頃までにお知らせします。



 ● 2011年12月18日(日)14:00~15:00
 恥の大品評会 
 皆さんから寄せられた恥のエピソードを前に、「恥のソムリエ」秋山祐徳太子が品評会を行います。

 恥のエピソード大募集!
 館内の特設会場で直接ご応募いただくか、郵便はがきにて、エピソードを明記の上、「恥のエピソード」係まで ご応募ください。締切:12月16日(金)必着
 *お送りいただいたハガキは館内に展示し、返却はいたしません。
 *eメールでは受付ておりません。
 宛先:〒732-0815 広島市南区比治山公園1-1
 広島市現代美術館「恥のエピソード」係


 キッズ・プログラム● 2011年12月17日(土)14:00~16:00
 こどもワークショップ 選挙ポスターをつくろう!
 選挙をアートにした秋山さんの話をきいて、みんなの選挙ポスターを作ってみよう。

 [講師] 秋山祐徳太子
 [対象] 小学生3年生以上
 [参加費] 無料
 [定員] 20名
 [参加方法] 住所、氏名、学年、電話番号を明記の上、eメールまたは往復はがきで下記宛先までご応募ください。(1通につき2名まで応募可)締切:12月9日(金)必着
 宛先:〒732-0815 広島市南区比治山公園1-1
 広島市現代美術館「こどもワークショップ」係
 eメール:hcmca@hcmca.cf.city.hiroshima.jp
 [注意事項] お申込多数の場合は抽選とし、結果は12月12日頃までにお知らせします。
(C)Hiroshima MOCA

[かわいい]展覧会図録がAmazonで手に入ります[るんるん]



 「いま」を生きる私たちに与えられた<脱力>の戦法

 秋山祐徳太子の創作の原点となる「ブリキ」と、しりあがり寿が20世紀の終わりに発表した作品『方舟』を大胆に融合。闘争の60年代から3・11以降までの2人の軌跡を集大成的に紹介し、「ブリキの方舟」という切り口から新たな側面を導きだす。また、これまでどこにも語られることのなかった創作における「戦略性」や、閉塞感に満ちた現代におけるアートの存在意義など、ディープかつ現在的な視座から、いま見据える世界を解体していく。
戦後ポップカルチャーを疾走する2人による<滅び>の方舟が船出する!

 ■『秋山祐徳太子+しりあがり寿 ブリキの方舟』展が広島市現代美術


 「ブリキの方舟」、それはすなわち秋山さんとしりあがりさんの
 「泡沫心」による救済だと私は勝手に解釈している。
 ──山下裕二

 「ブリキの方舟」は水に浮かないかもしれない。
 けれどもそれは、とりあえず私たちに残された数少ない選択肢なのではないか。
 ──毛利嘉孝

 秋山祐徳太子の意味や、しりあがり寿の狂気。
 何年、何十年も前にセットされた不発弾はわたしの中にまだまだ転がっているし、
 これからもセットされる。
 ──しまおまほ


 著者について
 秋山祐徳太子
 1935年東京生まれ。60年武蔵野美術学校(現・武蔵野美術大学)卒業。65年「岐阜アンデパンダン・フェスティバル」に自分自身を出品。以後、「ダリコ」などポップ・ハプニングと称するパフォーマンスを展開。また、75年、79年の2度に渡り東京都知事選に出馬。「政治のポップ・アート化」を目指し、独自の選挙活動を行なった。著書に『ブリキ男』(晶文社)、『通俗的芸術論』(土曜美術社)、『恥の美学』(芸術新聞社)など多数。


 しりあがり寿
 1958年静岡市生まれ。1981年多摩美術大学卒業。キリンビール株式会社に入社し、パッケージデザイン、宣伝、商品開発を担当。1985年単行本『エレキな春』で漫画家としてデビュー。パロディーを中心にした新しいタイプのギャグマンガ家として注目を浴びる。また、近年ではエッセイ、映像、ゲーム、アートなど多方面に創作の幅を広げている。著書に、『流星課長』(竹書房)、『ゆるゆるオヤジ』(文藝春秋)、『弥次喜多in DEEP』(エンターブレイン)、『あの日からのマンガ』(エンターブレイン)ほか多数。
 以上(C)amazon


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秋山祐徳太子+しりあがり寿 [展覧会]

 
秋山祐徳太子+しりあがり寿
2011年10月29日(日)~2012年1月9日(月・祝)

 @MOCA
 ブリキによる彫刻作品や、《ダリコ》、東京都知事選出馬をはじめとする数々のパフォーマンスで知られる秋山祐徳太子(1935年~)。そして、パロディーを主体としたギャグマンガや、幻想的な作品など、漫画家として独自の活動を続ける一方、映像、アートなど多方面で活躍する、しりあがり寿(1958年~)。これまでに接点のなかった両作家がはじめて出会う本展覧会では、脱力系で親しみやすくも革新的な両作家の作品世界が世代をこえて共演します。
 
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東北地方太平洋沖地震にさいして

3月11日に発生いたしました「東北地方太平洋沖地震」に被災された皆様に、心からお見舞いを申し上げます。
皆様の安全と一刻も早い復旧を願ってやみません。

義援金のまとめ
 http://sites.google.com/site/quake20110311jp/bokin
 今はボランティアよりも物資よりも、お金が必要とのことです。

 物資の買占めをしたり、ガセネタに扇動されずに、落ち着いて行動したいものです。

 

 東北の皆様、ひとりでも多くの人が助かりますように。
 

 所得税や住民税を沢山払っている人は、ふるさと納税など、こういう寄付金の方法もあるのではないでしょうか(役場自体が機能していないからあまりよくないのでしょうか)。

 どうぞ宜しくお願いします。   BY dalico@東北人


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