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ブリキの方舟 [展覧会]

 [わーい(嬉しい顔)]ご無沙汰しております。
 ついに、この土曜日から秋山さんとしりあがりさんの二人展が広島市現代美術館で開催されます。お近くにお住まいの方、お近くにご旅行の方、またはそうでない方も、どうぞふるってご来場i頂けますと幸いです。
 アーティスト対談や、”恥”の品評会など、楽しい企画もありますよ[るんるん]




秋山祐徳太子+しりあがり寿
2011年10月29日(土)~2012年1月9日(月・祝)

 @MOCA
 ブリキによる彫刻作品や、《ダリコ》、東京都知事選出馬をはじめとする数々のパフォーマンスで知られる秋山祐徳太子(1935年~)。そして、パロディーを主体としたギャグマンガや、幻想的な作品など、漫画家として独自の活動を続ける一方、映像、アートなど多方面で活躍する、しりあがり寿(1958年~)。これまでに接点のなかった両作家がはじめて出会う本展覧会では、脱力系で親しみやすくも革新的な両作家の作品世界が世代をこえて共演します。
 


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 [目]関連プログラムも多数ありますよ♪

 どうぞお見逃しなくなく!
 ● 2011年10月30日(日)14:00~15:30
 秋山祐徳太子+しりあがり寿 アーティスト対談 両作家が展覧会までの道のりや、そこに込めた思いなどを語り、笑いと批評精神に満ちた対話を繰り広げます。
[ 会場] ミュージアムスタジオ
 ※参加無料、申込不要

 ● 2011年11月3日(木・祝)開館時間中
 しりあがり映画祭 
 しりあがり寿の映像作品を一挙上映します。
[会場] ミュージアムスタジオ
※参加無料、申込不要、開館時間中繰り返し上映します。

 ● 2011年11月23日(水・祝)14:00~16:00
 新・オヤジの小言会議 
 湯飲みや手ぬぐいでおなじみの「オヤジの小言」。しりあがり寿座長とともに意見を交わし、最新版を編纂します。

 [対象] 20才以上
 [参加費] 無料
 [定員] 20名
 [参加方法] 要事前申込。住所、氏名、年齢、電話番号を明記の上、eメールまたは往復はがきで下記宛先までご応募ください。締切:11月11日(金)必着
 *会議は公開で行います。
 宛先:〒732-0815 広島市南区比治山公園1-1
 広島市現代美術館「新・オヤジの小言」係
 eメール:hcmca@hcmca.cf.city.hiroshima.jp
 [注意事項] お申込多数の場合は抽選とし、結果は11月15日頃までにお知らせします。



 ● 2011年12月18日(日)14:00~15:00
 恥の大品評会 
 皆さんから寄せられた恥のエピソードを前に、「恥のソムリエ」秋山祐徳太子が品評会を行います。

 恥のエピソード大募集!
 館内の特設会場で直接ご応募いただくか、郵便はがきにて、エピソードを明記の上、「恥のエピソード」係まで ご応募ください。締切:12月16日(金)必着
 *お送りいただいたハガキは館内に展示し、返却はいたしません。
 *eメールでは受付ておりません。
 宛先:〒732-0815 広島市南区比治山公園1-1
 広島市現代美術館「恥のエピソード」係


 キッズ・プログラム● 2011年12月17日(土)14:00~16:00
 こどもワークショップ 選挙ポスターをつくろう!
 選挙をアートにした秋山さんの話をきいて、みんなの選挙ポスターを作ってみよう。

 [講師] 秋山祐徳太子
 [対象] 小学生3年生以上
 [参加費] 無料
 [定員] 20名
 [参加方法] 住所、氏名、学年、電話番号を明記の上、eメールまたは往復はがきで下記宛先までご応募ください。(1通につき2名まで応募可)締切:12月9日(金)必着
 宛先:〒732-0815 広島市南区比治山公園1-1
 広島市現代美術館「こどもワークショップ」係
 eメール:hcmca@hcmca.cf.city.hiroshima.jp
 [注意事項] お申込多数の場合は抽選とし、結果は12月12日頃までにお知らせします。
(C)Hiroshima MOCA

[かわいい]展覧会図録がAmazonで手に入ります[るんるん]



 「いま」を生きる私たちに与えられた<脱力>の戦法

 秋山祐徳太子の創作の原点となる「ブリキ」と、しりあがり寿が20世紀の終わりに発表した作品『方舟』を大胆に融合。闘争の60年代から3・11以降までの2人の軌跡を集大成的に紹介し、「ブリキの方舟」という切り口から新たな側面を導きだす。また、これまでどこにも語られることのなかった創作における「戦略性」や、閉塞感に満ちた現代におけるアートの存在意義など、ディープかつ現在的な視座から、いま見据える世界を解体していく。
戦後ポップカルチャーを疾走する2人による<滅び>の方舟が船出する!

 ■『秋山祐徳太子+しりあがり寿 ブリキの方舟』展が広島市現代美術


 「ブリキの方舟」、それはすなわち秋山さんとしりあがりさんの
 「泡沫心」による救済だと私は勝手に解釈している。
 ──山下裕二

 「ブリキの方舟」は水に浮かないかもしれない。
 けれどもそれは、とりあえず私たちに残された数少ない選択肢なのではないか。
 ──毛利嘉孝

 秋山祐徳太子の意味や、しりあがり寿の狂気。
 何年、何十年も前にセットされた不発弾はわたしの中にまだまだ転がっているし、
 これからもセットされる。
 ──しまおまほ


 著者について
 秋山祐徳太子
 1935年東京生まれ。60年武蔵野美術学校(現・武蔵野美術大学)卒業。65年「岐阜アンデパンダン・フェスティバル」に自分自身を出品。以後、「ダリコ」などポップ・ハプニングと称するパフォーマンスを展開。また、75年、79年の2度に渡り東京都知事選に出馬。「政治のポップ・アート化」を目指し、独自の選挙活動を行なった。著書に『ブリキ男』(晶文社)、『通俗的芸術論』(土曜美術社)、『恥の美学』(芸術新聞社)など多数。


 しりあがり寿
 1958年静岡市生まれ。1981年多摩美術大学卒業。キリンビール株式会社に入社し、パッケージデザイン、宣伝、商品開発を担当。1985年単行本『エレキな春』で漫画家としてデビュー。パロディーを中心にした新しいタイプのギャグマンガ家として注目を浴びる。また、近年ではエッセイ、映像、ゲーム、アートなど多方面に創作の幅を広げている。著書に、『流星課長』(竹書房)、『ゆるゆるオヤジ』(文藝春秋)、『弥次喜多in DEEP』(エンターブレイン)、『あの日からのマンガ』(エンターブレイン)ほか多数。
 以上(C)amazon


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