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横浜トリエンナーレ2008 [展覧会]

 ◆[晴れ]秋山さんパワーで、雨がやんだので、横浜トリエンナーレにご一緒させて頂きました。

 桜木町から会場まで(新港ピア・日本郵船海岸通倉庫<馬車道>・横浜赤レンガ倉庫1号館>は、緑のシャトルバスが出ています。丁度13時発があったので、そのバスでメイン会場である、新港ピアに到着。

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 今日も素敵なメッシュの帽子に、紫の豹柄シャツで、おしゃれに決めています。

 レセプションの招待封筒で二名入れるというので、チケットブースに封筒を差し出す秋山さん。「名刺か身分を証明するものがありますか?」と係りの女性が言うのだが、あいにく、その日は、秋山さんは名刺を持っておらず、私が「顔が名刺がわりですよね?」と言ったものの、なんとなくうやむやっぽく入れて貰いました。美術家によっては、招待しておきながら!なんて怒りそうなのに、秋山さんは、ひたすらおだやかに対応している。さすが、しなやかな天然老人!

 さて、会場の入り口には、小山登美夫ギャラリー取り扱いアーティスト(?)のヨナタン・メーゼの暴れた後が…。
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 過去にもこんな人がいましたっけね、という感じをうけながら、よくわからないインスターレーションが続きます。会場では、写真を撮って良いようなので、ちょっと綺麗だったミラーのインスターレーションのミラーに映った自分と対話する(?)秋山さんをパチリ。
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 あまり興味無いものはさっさと、さっさと歩きます。
 kawaii! からパチリ。
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 会場を出ると、秋山さんはチケットブースに再度行きました。そして、私に渡そうと持ってきた、東京MXテレビでご自分が出演者として出る予定だという写真とプロフィールが書いてあるの紙を、受付の女性に見せていました。「さっき名刺なかったけど、これ私だから。さっきの封筒の名前と、この名前、そして、顔が一緒でしょう?」と、受付に見せていました。

 「いや~、あのあと、よく封筒見たら、身分を証明するものを見せてもらうって書いてあったからね」と、言うのです。なんて、律儀なんでしょう[ぴかぴか(新しい)]

 秋山さんのご友人である、中西夏之氏のが日本郵船海岸通倉庫にあるので、シャトルバスで赤レンガ倉庫へ。まずは、赤レンガ内のフードコートに、秋山さんの好きな「崎陽軒」があったので、そこで坦々麺と、シュウマイを食べて腹ごしらえ。
 「スープがうまいね~。ほんとうは駄目なんだよな~」と、言いながら、スープを全てのみ干してしまった秋山さんでした。

 日本郵船海岸倉庫に行く前に、ついでだからと横浜赤レンガ倉庫1号館も行く事に…。展示の前に60年代の前衛芸術の画像があり、お仲間の赤瀬川さんや、土方さんのパフォーマンスなどがあり、二人で見入ってしまいました。映像資料展示が、そこでは一番面白かったのでした[がく~(落胆した顔)]

 赤レンガ倉庫は作りはとても、おしゃれで、その会場の素晴らしさに秋山さんは感動!倉庫のドアが、もう、これはアートだ!と叫んでいました。

 赤レンガ倉庫から、日本郵船海岸通倉庫まで歩いていく途中、横浜税関や、警察本部があります。彫刻家でもある秋山さんは、やはり、彫刻に目がいくんですね。警察本部前の彫刻に「あれ、見てみろ。変だぞ~」と指差すのです。

 う~む、確かに美術作品としては変かも。
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 兵隊のようなおまわりさんに、頭でっかちなバランスの悪い、3人の子供たち。ちょっと怖いです。

 待望の日本郵船海岸通倉庫では、15歳以下が入れないような”過激な内容が含まれています”のグロやエログロの世界が展開されていました。それで、新鮮味があるのなら、まだいいんですが…。
 色々ありましたが、中西夏之氏の正統派アートが、なんだか清清しく印象に残る結果となりました。秋山さんも、中西氏の作品のまとまりを誉めていました。

 その向かい側で、オノヨーコ氏の若い頃のインスターレーションが展開していて、40歳前後とおぼしき、オノ氏の上半身の服を、若い男性がハサミで切り刻んで行くのですが、ブラも肩紐を切られるだけで、胸が見えるわけではなく、秋山さんと「思いっきりが足りないですね なんて言ってましたが、大和撫子だったのでしょうか。それか、あの時代の限界があれだったのでしょうか。
 それにしても、オノ氏が今回、このような古い時代のものを出したのはなぜなんでしょうか?もう、呼んでくれるなという意思を遠まわしに作品に混めたのでしょうか?

 映像のインスターレーションが多かったので、見るのには時間がかかりそうです。が、秋山さんは、面白くなさそうなのはどんどん、飛ばして行きます。っていうか、全部、スルーでした[がく~(落胆した顔)]

 二日通うことができる券も一日で制覇です。じゃあ、今回のポスターにもなっている、ランドマークにあるというインスターレーションでも最後に見ますかということで、目の前にあるように見えたランドマークに向かって行きました[ふらふら](ランドマークタワーが大きいから近くだと思ったのですが、20分は歩きました…)
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 「落っこちたら受けとめて Catch Me Shoud I Fall 」

 
 ふたり、呆然と見上げるのみ。

 dalicoの感想「なんか、もっと絵が見たかったですね」
 秋山さん「会場だけは最高だったな~。横浜赤レンガ倉庫も、日本郵船海岸通倉庫も。しかし、歩くって身体にイイね~♪」

 そして、秋山さんの行き付けのお店、横浜の野毛町のうなぎやさんに行きました。
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 「横トリはあまり良い噂を聞きませんね。でも、秋山さんとだったら、何か面白いものみつけられるんじゃないですか?」と、美術系編集さんがおっしゃっていたが、さすがの秋山さんが見つけたのは、警察の彫刻と、野毛町のこれしかございませんでした。
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